「ゆゆしい音色」5−1:才能 【同人小説】

前回はこちら↓ 「ゆゆしい音色」4−1:初恋 【同人小説】 - 飄々舎hyohyosya.hatenablog.com 「天才っていうのはなにをしたらいいか知っているということなんだよ」 なにも聞く前から藤本はそう話し始めた。羽生が彼の自宅のドアを開けると車椅子に乗った藤村がいた。骨と筋だけになった手足の上にボールペンで描いたよう…