飄々舎

京都で活動する創作集団・飄々舎のブログです。記事や作品を発表し、オススメの本、テレビ、舞台なども紹介していきます。メンバーはあかごひねひね、鯖ゼリー、玉木青、ひつじのあゆみ。

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「Youtuberやプロブロガーになるために」「好きなことで、生きていく方法」:全然わからないけど、やっぱり2つの能力がいるのでは。

青木白と申します。

京都で活動する創作集団・飄々舎は、くわだてる人こしらえる人の集まりだと思っています。

くわだてるとこしらえるは「創作活動に必要な2つのこと(スキル? 能力?)」なんじゃあないかとおもったので整理を。

 

くわだてる人は企てる人です。

 

企てる【くわだてる】

計画を立てる。計画を試みる。または、実行しようとする

 

こしらえる人は拵える人です。

 

拵える【こしらえる】

①ある材料を用いて、形の整ったものやある機能をもったものを作り上げる。また、結果として不本意なものを作ってしまう

②工夫を巡らし、ないことをあるかのように見せかける

 

あえて言うなら、メンバーの青木白はくわだてる人で、あかごひねひね、鯖ゼリーはこしらえる人です。

一人では何もできないのに「実行しようとする」のは青木のいつものパターンですし、

あかごひねひねさんたちの「ないことをあるかのように見せかける」技術は天才のそれです。

 

こしらえる人は、0から1を生み出すことができます。

くわだてる人は、その1を10にできるように必死で相槌を打ったり、質問したりしてこしらえる人に刺激を与えます。10にできたら、それを100の人に届ける努力をします。

「ダサさ」への許容度

もちろん、人は皆どちらの要素ももっているのですが、主成分というか軸足がどちらにあるかで、まっっっっったく発想が違います。

というか、「ダサいこと」への敏感さが違います。

 

※この「くわだてる人」とか「こしらえる人」とかの言い方自体、「しゃらくせぇ!ダセェ!」と思っている可能性あり。てか大。

 

飲食店でたとえると、

くわだてる人はホール担当。お客さんの相手をしたり、店頭で呼び込みをしたりします。

こしらえる人は厨房担当。新鮮な食材で、美味しい料理を作ります。

 

ホール担当はどうしても、「今が旬!」とか「絶品!」とか「飲み放題!」とか言いたくなる。

一方、厨房担当は「だまって食え」「野暮だぜ野暮」と内心思うんじゃあないかと思います。ふつうの感覚として。

 

でもまあ、ホール担当は「こいつの料理うめー」と思ってるんで、多少ダサくてもみんなに「食べて!」と言ってしまうのです。

臆面もなく自慢できる人

創作者として有名になる人って、「臆面もなく自慢できる」という才能が、ある程度いると思います。

 

「俺の料理を食え!」って自分で言えたり、店頭に「おいしいランチ」ってのぼり立てれたり。

 

飄々舎のこしらえる人たちは、そういう節操のないことはしない(し、実はしてたとしても、もっとうまくしてる)。

 

そういう寡黙な料理人が腕をふるう場所を作ったり、「B-1グランプリ」とかに出てもらってみんなに知ってもらいたい。と、くわだてる人は思います。

 

面白い人の横にいて「この人面白いんですよ!」と言いたいわけですね。

バケモノとは団体で戦いたい

 Youtuberとかプロブロガ―とかのこと、ほとんどよく知らないんですけども、なんか、個人戦な気がします。

自分が面白いと思うもの(そして万人に受けそうなもの)をつくって、自分で「これ面白いよ!」と紹介して、検索にひっかかるタイトルをつける。

 

漫画家と編集者とか、アイドルとプロデューサーとか、宮崎駿と鈴木敏夫とかが一人の人間の中に混在しているような。はっきり言って、そんなことできてる人たちはバケモノです。

 

もっと団体戦で生きていきたい、と思って、僕らは飄々舎を作りました。だからブログもみんなで書きます。

 

こしらえる人は、厨房でいろいろこしらえる。

くわだてる人は、美味しさを伝える仕掛けをくわだてる。

僕らはこの仕事を分担します。そしてその課程も含めてブログで公開していこうと思っています。

(個人的には、くわだてる思考の人と、こしらえる思考の人の両方が集まってきて、それぞれにあーだこーだ言える場所になればいいなとも願っています。)

 タイトルは俗っぽく

ついでに言うと、くわだてる思考の青木としては

このブログの記事タイトルとかは、できるだけ俗っぽくいこう。と思ってます。

「方法」とか「能力」とか「なるため」とかうさんくさいタイトルをしばらくつけてみようと思ってます。

 

少しでも「うちの店」に入ってみようと思う人が増えるなら、ちょっとダサめののぼりでも立ててみようと。

 

だから、他のメンバーの記事タイトルとかも勝手に変えました。

長々と書いたのはそのことの言い訳です。

 

ほら、鈴木敏夫も、宮崎駿が強硬に主張した「アシタカせっ記」ていうタイトルを無断で「もののけ姫」に変えて、勝手に発表しちゃったりしたじゃないですか。

(参考:「もののけ姫」はこうして生まれた。 [DVD]

 

稀代の興行師・鈴木敏夫だからできたことですね。そうですね。ごめんなさい。

 

でもまあ、しばらくはこういう方向で行こうかなと。

 

youtuberとかプロブロガ―とかについてホントに詳しくないので、

この人たちは、集団で戦ってますよ!みたいなのあったらぜひコメントで教えてください。

2015.06.14 追記

あかごひねひね「いやいや、ダサい宣伝文句では、人は来ないでしょう?」

青木「そだね」

あかごひねひね「ダサい宣伝文句で人が来ると考える理由を、具体的に書いたほうがよいんじゃ?」

青木「そだね」

ということで追記します。


「ダサいタイトル」というのは、

・記事の内容を詳しく書く

・だれでも思いつきそうな検索ワードを組み合わせる

くらいの意味で使ってました。


なぜそうするかというと、検索流入があるのか試したいからです。

いまこのブログのほとんどは、ツイッター経由で閲覧されています。

そして、直接ブログに来られている数少ない読み手が検索しているワードは「飄々舎」というそのものズバリ。

つまり、このブログはいま(生まれたてなんで当たり前ですが)、「目的買い」しかされていない。

ダサいタイトルは「通りかかった人」を生むか

そうじゃなく、たまたま検索ワードでヒットした人に立ち寄ってほしい。そう考えて、内容を詳述し、検索に引っ掛かりそうなワードでタイトルを書いております。


でもそうなると、どこでも見たことあるような単語の羅列になるので、それがホントにアクセス数につながんのか?というのは疑問。

こういう(http://pha22.net/hotentry/)タイトル自動生成サービスもあるくらい。テンプレートになっているわけで。

なのでしばらくは実験的に。という感じです。

「タイトルは編集の方がつけたんで」

ついでに言うと、そういうタイトルを、「記事書いた人が自分でつけている」というところにかっこわるさみたいなのが出ちゃうんじゃないかなあと。

たとえばあかごひねひねさんが記事を書いても、タイトルは青木がつけるとか、そういうことがこのブログではできます。


作家さんがよく言ってるセリフ。

「タイトルは編集の方がつけたんで」みたいな。

そういうバランスを試行錯誤していきたいと思います。


「団体戦はありかも」「また経過報告を!」と思われたかたはこちらをば↓

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取り急ぎ。

 

「もののけ姫」はこうして生まれた。

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