昔やったゲームを紹介:自由度がたまらない!『維新の嵐』
どうも。あかごひねひねです。
何気なくはてなブログのトップを見ていたら、『今週のお題「ゲーム大好き」』と書いてあったのでかつてハマったゲームの話を書きたいと思います。
そのゲームとは……
維新の嵐
コーエーのシミュレーションゲームで、自分の思想(佐幕・公武合体・倒幕のどれか)で幕末の日本を統一するゲームです。
もともとはPCゲームですが、僕がプレイしたのはPS版でした。
高い自由度
このゲームの面白いところは、とにかく自由度が高くて、ゲーム攻略へのアプローチ手段が多彩ということ。
それぞれの藩の思想は、藩主を含めその藩の重要人物の思想によって決まっています。それを自分が最初に選んだキャラと同じ思想にしなければなりません。
説得
まず正攻法としては、彼らに論戦を挑んで勝ち、思想を変えさせるやり方があります。基本はこのやり方で地道に一人ずつ説得していきます。説得のゲームは変なカードゲームみたいで、なかなか面白いです。
殺害
次に、少し荒っぽい手段として「殺害」があります。
例えば他の重臣は自分と同じ倒幕派なのに、家老だけがガチガチの佐幕派で、その結果藩の思想が佐幕派になっているような場合は家老に攻撃を仕掛けて殺害することも出来ます。
ちなみに、このゲームはフィールド上に大量の幕末の志士がうろついていて、全員に実在の志士の名前と顔のイラストが付けられているのですが、天皇と将軍を除いたほぼ全てのキャラクターは説得して同志にすることも出来ますし、殺害することが可能です。
徳川慶喜ももしかしたら将軍になる前なら殺れるかも知れません。
長崎の商館にいるグラバーは確か殺れました。しかしそれ以降、商館は開かなくなりました。
ちなみに攻撃する時のゲームは「上段」「中段」「下段」の三つの構えのどれかを選ぶジャンケンゲームなので、そこにそれほどの面白さは無いです。
出兵
最後の手段に、「出兵」という手段があります。
自分のキャラが藩主であったり、説得によって藩主の信頼を得て意のままに動かせるようになっていれば、その藩の兵を他地域に派遣することが出来ます。
その兵で思想の異なる他藩を攻撃するのです。
兵力に差があり、戦闘を有利に進められれば、その藩は思想を変えて降伏します。
このやり方では藩の構成員の思想は大きくは変わらないので、しばらく経つと元の思想に戻ってしまうのですが、逆にどんなに全員が同じ思想ガチガチの藩でもしばらくの間は思想を変えることが出来るので、ゲーム終盤で最後のひと藩に使ったりします。
以上がゲーム攻略への直接的な手段ですが、その他にも面白いシステムがいろいろとあります。
その他の面白システム
例えば、フィールド上の金鉱でキャラクターは一定の体力値と引き換えに金を探すことが出来ます。
金はなかなかみつからないのですが、見つければ大金が手に入り、その後の活動がかなり楽になります。
他にも、藩主キャラを選ぶか同志にしていると、年に1回その藩の「藩政」に関与することが出来ます。
「藩政」では、藩の資金を「石高」の増加や「武器」、兵の増員や訓練などに振り分けることが出来ます。
他藩を責めるには兵の増員や訓練、武器の調達は必須ですし、「石高」に投資すれば藩の収入が増えるので長期的に見て藩政を有利に進めることが出来ます。
その他、「藩政」では藩の人事も行えます。自分と違う思想のキャラクターを要職から外し、同じ思想で藩の上層を固めれば、容易に藩の思想が変わることはありません。
僕はよく、藩主キャラを選んで、さらに藩主の同志を上限の3人まで作り、4藩の藩政意のままにして悦に入ったりしていました。
最後の方はやることが無くなった4人の藩主がひたすら同じ鉱山で金脈を探しながら、各藩の兵に指示を出し、最後のひと藩を四藩で攻め落としたりしました。
そういう「自分なりの楽しみ方」が無数にできるゲームです。
おわりに
以上、『維新の嵐』はこんなゲームです。
ちなみにDS版で「疾風龍馬伝」なるバージョンも出ていますが、これは藩政や金鉱など、面白要素がことごとく削ぎ落とされて、ほぼ違うゲームになっています。
ですが坂本竜馬に主人公を絞って、新撰組に入ったりお竜以外の女性と結婚出来たりと、マルチエンディング形式で竜馬の「if」を楽しむことが出来て、これはこれで面白いです。
僕がやったPS版はこちら。
あとは恐らくプレイステーションvitaの過去のPS作品のアーカイブにあるので、そちらでもどうぞ。700円ぐらいでダウンロード出来た気がします(確認はしていないですすみません)
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では、つらつら書きましたが、この辺で終わります。
また次の記事で。