採用選考解禁されたばっかりだけど。 就活を今すぐやめたくなるオススメ本5冊を紹介。
今週のお題「読書の夏」
ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる! (一般書)
- 作者: 堀江貴文,岡田斗司夫FREEex
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2014/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
青木です。
今回は、ぼくが就活前に読んでたら、
たぶん就活(&就職)してなかったろうなという
洗脳力高めの5冊をご紹介します。
我が子が「就活向いてない……」と弱音吐いてたり、
パートナーが「仕事辞めたい……」と愚痴ってたりしたら、
この本は禁書認定しましょう。
こっそり読んでるようなら、すぐさま焚書をするべきです!
それでも読みたいんだ!と言われたら、
彼・彼女らはよっぽど悩んでるんだと思われます。
「ここに書いてあることは、あくまで一つの考え方だよ」と
念押しして、読ませてあげてください。
「働く」と「就活してどこかに雇われる」が
イコールではないんだ。と分かるだけで、
思い詰めていた気持ちが、少し楽になるかもしれません。
紹介するのはこの5冊
強く影響を受けた本ですが、
並べるとなかなかのラインナップですね。
「なんだかアヤシイ……」と思われた方は、ぜひとも読んでください。
そういう方ほど、読んだときの影響は大きいと思います。
ゼロ
まず1冊目は、ベストセラーにしてロングセラー。
堀江貴文『ゼロ』。
読まれた方も多いことでしょう。
まずもって僕は、この本で堀江さんが「言いたかったこと」と「その伝え方」のシンプルさに圧倒されました。
「掛け算」の倍々ゲームで成功へとショートカットする。
そんなことができるのは、ずっと後。
「ゼロ」に何をかけてもゼロのまま。
まず考えなければならないのは、「なにもない自分に小さなイチを足していく」こと。
タイトルがズバリ、本のコンセプトになっている。
一言でその勘所が表現されている。
柿内芳文、加藤貞顕、古賀史健、佐渡島庸平という豪華メンバーによる「ゼロ」プロジェクトチームの仕事です。すごい。
感想を書きだすとそれだけでいくらでも書けてしまいますが、あえて印象に残ったところをあげると、
・「やりたいこと」がないのではなく、「できっこない」とあきらめているだけ
・与えられた仕事をやるということは「他人の時間」を生きるということ
ここらへんになります。
特に2つ目は、ガラッと認識が変わったような感じがしました。
自分の時間を生きるためには、どんなことをしなければならないか、考えるようになりました。
収監後のホリエモンがここまで「共感」を生む本を書くことになろうとは、だれが予想したでしょうか。
堀江貴文の再出発にふさわしい、すべての目論見と努力が報われた1冊だと思います。
ちなみにこちらも読みました。面白かったです、合わせてぜひ。
ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる! (一般書)
- 作者: 堀江貴文,岡田斗司夫FREEex
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2014/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない
『逆転の仕事論』にも登場している、岡田斗司夫さん。
もととなっているのは、同志社大学での講演会。
ぼくはこの映像を見ていたのですが、かなり洗脳されてしまいました。
ITはあっという間に仕事を奪うよ。
あなたが必死に就職した会社のサービスを、グーグル先生が明日から無料でしはじめるかもしれない。
そんなとき専業してていいのか。
いくつも仕事を持ちなさい。
はじめはお手伝いからでいい。
数万円稼げる仕事が数十個になれば、それがいちばんいい。
という考え方は、今も僕を支配しています。
そのほかにも「お金はオワコン」という提言など、読みどころ満載。
女性スキャンダルで話題になった著者ですが、別にそんなことは気にしないよって方はぜひ。
1万円起業
「片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」
サブタイトルはめちゃくちゃアヤシイですが、一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。
要は「リスクをとる」のが正しいとは必ずしも言い切れないということ。
「あれ、これって起業じゃないか?」と後から気付くほどのローリスクで、いつの間にか食べていけちゃってる世界中の事例が豊富に紹介されています。
ちなみに岡田斗司夫さんが提唱する複職という考え方でいえば、
こちらも参考になります。
(あえてリターンを大きくしていかないことで、ストレスや責任から自由になるという点で1万円起業よりも僕は好み)
小規模事業をいくつも持とう! というのは専業サラリーマンとして鬱々としている人々には希望に見えてしまうのです……。
ナリワイをつくる
最近読んだ本の中では、最も共感した1冊。
堀江さんが強調する、「仕事をもらう」のではなく「仕事をつくれ」ということとも重なります。
ナリワイは「生業」。生活でもあり仕事でもあるものです。
やっていて楽しいというのが前提条件なので「労働」とも違う。
そういうものを自分でつくりましょうよというのが著者の主張。
ナリワイ実践者である著者はみずからを「実験台」として、わりにこういう生き方も安定しててストレス少なくっていいよ。と教えてくれます。
たとえば家を自力で改修するときに、ブロック塀が邪魔だったのでハンマーで破壊してみるとあまりに楽しくて、「みんなもやろう!」とTwitterで呼びかけると順番待ちになる事態に。
その後、ブロック塀破壊を請け負うセミプロ集団「全国ブロック塀ハンマー解体協会」を立ち上げたとか。
ナリワイってそういうことか。と愉快な気持ちになりました。
印象に残ったのは、「あえてコンセプトは弱くしている」ということ。
ナリワイは消費されてはいけない。
一言で説明できないくらいの弱いコンセプトであれば消費されずに済む。というところは目から鱗と言う感じがしました。
年収150万円で僕らは自由に生きていく
プロブロガ―の代名詞、イケダハヤトさんの著作です。
ブログ↓
これまでご紹介した考えの入門編というイメージ。
読みやすく、口車に乗っていく気持ちよさがあります。
『ナリワイをつくる』もそうなのですが、
お金から自由になるためには、支出をいかに楽しく抑えるかというところは避けて通れません。
イケダハヤトさんは、まさしく「実験台」としてそれに取り組んでいて、かつ「ネット使い放題の環境は欲しい」とかそういう感覚をお持ちなので、リアルな倹約法が参考になります。
以上、
「就職活動をして企業に一生勤める」以外の働き方をすすめる5冊をご紹介しました。
こういうふうにみんながなるべきだとは思いませんが、早く選択肢の一つになればいいのになと思います。
取り急ぎ。