最近のオススメマンガ紹介
面白かったマンガその1
『バーナード嬢曰く。』
バーナード嬢曰く。 2 (IDコミックス REXコミックス)
- 作者: 施川ユウキ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2015/07/27
- メディア: コミック
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読書マンガです。しかし、主人公の女の子が「読書家に憧れるけど読書がめんどくさい」というキャラクターなのがとにかく斬新。
面白かった マンガその2
面白かったマンガその3
『ダンジョン飯』
面白かったマンガその4
『竜の学校は山の上』『竜のかわいい七つの子』『ひきだしにテラリウム』
この3冊は『ダンジョン飯』の作者、九井諒子先生の短編集です。
『ダンジョン飯』の2巻が発売された時、本屋の『ダンジョン飯』コーナーに同じ作者の作品として置いてあったんですが、これがとにかく面白かった。
僕は以前からマンガの短編集が好きだったのですが、はっきり言ってこの人の作品は今までに読んだ中でも抜群です。(あ、ただ道満晴明先生の『ニッケルオデオン』が同率首位にいます)
もちろん僕の好みにハマったというのはあるでしょうが。
内容は全体的に僕らの生きている現実と少しズレた世界の日常を描いたものが多いです。特に「竜の〜」から始まる2冊は、もちろん竜の出てくる話と、それ以外では人魚やケンタウロス、翼の生えた人、狼男など、それこそ『亜人ちゃんは語りたい』の亜人のような存在が認識されて受け入れられている世界での、亜人とそうでない人との小さなドラマ描いた話が多かったです。『ひきだしにテラリウム』は30編ほどのショートショート集で、少しの時間に読みやすく、話数が多いので読後の満足度が高いお得な本です。
既にシリーズ物の連載を持ってる漫画家の短編集って、短編集といいながらページ数の半分が1本の中編作品で占められてたり、同じくページ数の半分くらいが、1本の短編とその続編だったり、作品によってタッチが全然違ったりと、なんというか連載持つ前の作品の寄せ集めみたいなやつが多いんですが、これらの短編集はそんなことがありませんでした。3冊とも「短編集として」非常に完成度が高かったです。
『ダンジョン飯』も面白いです。でも、僕はあえて、同じ作者のこちらの作品を強くお勧めします。
3冊とも割と分厚いし読み応えも十分ですよ。
(あと『ニッケルオデオン』もついでにお勧めしときます。こちらも少し不思議な話ばかりの短編集で、先日3巻をもって終了しました。短編集相互に微妙な世界観共有があったり、完成度が高い作品です。ぜひ)
それでは、また。