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飄々舎

京都で活動する創作集団・飄々舎のブログです。記事や作品を発表し、オススメの本、テレビ、舞台なども紹介していきます。メンバーはあかごひねひね、青木白、鯖ゼリー。

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東北旅行記1

あかごひねひね 鯖ゼリー 紀行文

東北旅行記

 唐突だが先日、東北に行った時のことを書いていこうと思う。これは特にオチがあるわけでもない。なんでもない雑文である。

 

きっかけ

 東北旅行のきっかけは、この夏に行われた京都学生演劇祭にさかのぼる。そこで我々飄々舎は「京都学生演劇祭大同窓会」という企画を行った。この企画は、単純に朝の5時から昼の12時まで、我々飄々舎と、同年代で初期の京都学生演劇祭に出場していたメンバーが、ただただ7時間、ステージ上で「しゃべる」というものだ。
当然、企画会議の時の変なノリと変なテンションで決まった企画である。

 

当日、始発のバスも電車も動いていない朝5時にの客席にあたりまえだが人はいなかった。空っぽの客席を前にした鯖ゼリーの「はい!今、はじまったことにしましょう」という一言のみで、企画は開始した。


まあしかし、12時までしゃべり続ける間に、ぽつぽつと人が来始め、最終的には10人強ほどの人が集まってくれた。この頭のおかしい企画を見に来てくれた人の中に、昨年の東北学生演劇祭の覇者であり、第0回全国学生演劇祭で3つの賞に輝いた東北大学学友会演劇部の鈴木あいれさん(男性)という人がいた。
この人との出会いが、今回の東北旅行のきっかけである。

 

鈴木あいれという男

鈴木さんは僕らの企画の前日にあった、各地方の演劇祭の参加者同士の対談企画の参加者だった。こちらは至ってまじめな企画である。そして、そのまま会場の横にある京大の吉田寮に泊まっていたらしい。


そして、大同窓会や、その後あった演劇祭の打ち上げで、この鈴木さんがえらく飄々舎の企画のことを褒めてくれたのである。それにすっかり舞い上がり、一方的に鈴木さんのことを大好きになったあかごひねひね・鯖ゼリーは(青木白は都合で打ち上げに参加できなかった)、負けじと自分たちも鈴木さんのことを褒めそやそうとしたものの、一度も彼の演劇を見たことがなかった。運良くその打ち上げ会場には学生演劇祭の首領(ドン)、沢大洋氏もいたのだが、彼の演劇祭時の映像は沢氏のパソコン上にも無かった。我々は鈴木さんの公演を誉めそやすことが出来ず、さらに「未知なる鈴木さんの公演」という小さなくさびが我々の心に撃ち込まれたのである。

旅立ちの時

そして、時は流れて11月。Twitter経由である情報が飛び込んできた。それは、鈴木さん率いる東北大学学友会演劇部内ユニット「コメディアス」が、東北学生演劇祭・全国学生演劇祭で上演した演目「ファイナルカウントダウン」の凱旋公演を、東北大学で行うという情報だった。

 

これだ!この公演は見に行かなければ!心のくさびがビリビリと震えた。さらにこの時、あかごひねひねの頭に、あるアイデアが浮かんだ。サプライズ観劇である。鈴木さんはきっと、京都にいる人間がわざわざ東北まで演劇を見に来るとは思っていないだろう。黙って行って、当日、会場で「来ました!」と言えば面白いのではなかろうか。

 

かくして、あかごひねひね・鯖ゼリーによる、「鈴木さんに内緒で東北大学の公演に行き、鈴木さんを驚かせ、その後東北か東京あたりをなんとなく観光しよう旅行」が現実のものとなったのである。(続く)

 

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