【Twitterアンケート】西野カナ『トリセツ』の歌詞を一項目ずつアンケートにしてみた(きっかけ)
どうも。あかごひねひねです。
突然ですが、みなさんは紅白歌合戦、見ましたか?
そして西野カナの『トリセツ』という歌をどう思いますか?
賛否両論
この歌、一方で激しく共感している人がいるかと思えば、他方では憎悪に近い感情を抱いている人もいるという、なんとも賛否が別れる歌です。
ちなみに僕の周囲では『トリセツ』の評判は決して良くないです。
これは僕の考えなのですが、女性で『トリセツ』に否定的な人は「歌詞に共感できない」人が多く、男性で『トリセツ』に否定的な人は「歌詞に出てくるような女性が好きではない」人のような気がします。
この両者は結局どちらも「「トリセツみたいな女、ウザい」」という同じ言葉を吐くので混同しがちなのですが、スタンスは微妙に異なっています。
女性が一度は『トリセツ』の歌詞に共感することを試みているのに対して、男性の方は最初から「トリセツの女」を他者として見ています。その上で「こういう彼女カワイイ」と思ったり「ウザい」と思ったりしているわけです。
僕も最初は、「めんどくさい女の歌詞だなー」と「トリセツ」を敬遠していたのですが、ある時、ふと思いました。
「トリセツ」に男が共感するという選択肢もあるのではないかと。
男も共感できるのでは
例えば、「トリセツ」の1番の歌詞にこんなフレーズがあります。
急に不機嫌になることがあります。
理由を聞いても
答えないくせに放っとくと怒ります。
いつもごめんね。
でもそんな時は懲りずに
とことん付き合ってあげましょう。
これ、別に男が共感してもよくないですか?
女性が言ってると思うと「何を自分勝手な」とムカつく男性も、自分のこととして考えると「俺も突然不機嫌になるな……」と共感できるかも知れません。
逆に、この歌詞に共感している女性は、この歌詞に共感する男性をどう思うのでしょう。「トリセツめちゃくちゃ共感する!彼氏にこのトリセツ読ませたい!」と言っているのに、自分が「急に不機嫌になることがあります」というトリセツを読まされる立場になったら「こんな彼氏ありえん」とか言い出すのではないか?だとしたら、それはそれで身勝手な意見です。
それをツイートにも書きました。
男性が『トリセツ』を叩くときっと西野カナ好きの若い女性は不快な思いをするのだろうけど、男性が『トリセツ』に共感していても、それはそれでいい顔はしないのではないか。
— あかごひねひね (@akagohinehine) 2016, 1月 5
あの歌は共感した者勝ちだから、男性も『トリセツ』に共感すればいい。僕も急に不機嫌になるし、異性に太ったと言われたら不快だぞ。ほら受け入れろよ。ほら。
— あかごひねひね (@akagohinehine) 2016, 1月 5
と、いろいろと考えたのですが、これは飽くまで僕の想像でしかありません。妄想です。実際のところ、トリセツの歌詞に男性は全く共感出来ないかも知れないし、トリセツの歌詞のような彼氏には、以外と需要があるかも知れない。考えてるうちに僕は、実際はどうなのだろう?と気になってきました。
そこで!ツイッターに搭載されたアンケート機能を使って、「トリセツ」の歌詞に人はどれだけ共感出来るのか、「トリセツ」の歌詞のような彼女、彼氏はいったいどれだけの人に受け入れられるのかを調査してみることにしました。
アンケート内容
アンケートの質問は次の7種類。『トリセツ』の歌詞をもとに作成しました。
1.急に不機嫌になることがあり、理由を聞いても答えないが放置すると怒る。
2.恋人が自分の小さな変化に気付き、誉めることを期待している。しかし不本意な変化は指摘されたくない
3.二人が初めて出会った場所を思い出せば恋人の浮気心は消えると考えている
(※実際の歌詞は「出会った日のこと」でしたので訂正アンケートを行いました)
4.恋人になんでもない日のプレゼントを期待している。花など(センスは大事)や手紙が望ましい
5.泣いている時、恋人に自分の涙をぬぐって抱きしめて欲しいと思っている
6.恋人にたまの旅行の企画、記念日のおしゃれなディナー及びその際の魅力的な振る舞いを期待している
7.恋人が広い心と深い愛で自分の全てを受け入れることを期待している
そして、上記の7種類のアンケートに回答の選択肢(4択)を2パターン用意しました。
①(自分編)
・私はそんな女よ
・僕はそんな男だ
・私はそんな女じゃない
・僕はそんな男じゃない
②(彼氏彼女編)
・そんな彼女でもいい
・そんな彼氏でもいい
・そんな彼女は嫌だ
・そんな彼氏は嫌だ
以上、7種類の質問に2パターンの選択肢で計14項目のアンケートをツイッター上で行いました。
しつこいまでに「拡散して!拡散して!」とごり押しした結果、それぞれ約700~1200ほどの回答を得ることが出来ました。
そして、この内容がなかなかに面白かったのです。
次の記事ではその内容をひとつづつ詳しく紹介します。
続く!
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