ボブ・ディラン、ノーベル賞受賞おめでとう!!
どうも。あかごひねひねです。
ボブ・ディディランがノーベル賞を受賞した。ディランの歌詞は以前から文学的な評価の対象となっていたし、ノーベル賞も「とるかも……?」とはずっと言われていたので、全く寝耳に水ではないにせよ、やはり驚いた。
さて、僕はボブ・ディランが大好きなのだが、特にディランの歌詞について深い考察を述べられるわけではないし、ディランの生い立ち(ディランは自伝を書いたり自分の過去を話したりするが、どうも嘘八百を並べたりしてつかめない男なので確定的な話はできない)や、経歴について書くのも、ウィキペディアという便利なものがあるのに面倒だ。
しかし、せっかく大好きな歌手がノーベル賞をとったのだから、何か書きたい。そこで、おめでとうの思いをこめて、個人的に好きなディランのエピソードや映像などを3つほど紹介していきたいと思う。
エピソードその1「30周年コンサートでめちゃくちゃ不機嫌」
ボブ・ディランのデビュー30年アニバーサリーコンサートには、様々な大物アーティストが参加した。エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、ニール・ヤングなど、彼を愛してやまない後輩や同輩たちがすばらしいステージを展開する間、祝われている当人のディランはといえば、外のバスの中で寝ていたらしい。そして最後にゲスト全員がステージに上がって(寝起きの)ボブ・ディランとともに一曲披露した。
ディランの歌い方は普段から歌うたびに節回しやメロディーが変わるのだが、この時もヤケクソなのかと思うくらいに雑でグダグダなアレンジをしまくって歌っていた(ちなみにそんなアレンジも僕はめちゃめちゃかっこいいと思う)。そして、録画を見ているとエリック・クラプトンやジョージ・ハリスンの歌う時の歓声に比べて、ディランへの歓声が明らかに少ない!そりゃこんなゲスト目当ての客ばっかりだったら、バスで寝ていたくもなる。
ちなみに、このコンサートの映像にはディランのヤケクソボーカルと、明らかに差がある歓声、序盤のマイク?トラブル(トム・ペティの歌が最初切れる)、がちゃんと入っているバージョンと、全く同じ映像でディランのアレンジはマイルド、ディランにも大歓声、そしてマイクトラブルなしの再収録アフレコ版が存在する。てか、ライブ映像の音だけ再収録して被せて出すってどうなんだよアメリカの会社。画像綺麗なDVD版でディランの口元映さずに、クラプトンの横顔とか映してるよアメリカの会社。
どちらもニコニコにあったのでどうぞ。
エピソード2「ウィー・アー・ザ・ワールドでスティービー・ワンダーにディランっぽい歌い方を教えてもらう」
ディランはアフリカのチャリティのために企画された楽曲「ウィー・アー・ザ・ワールド」に参加しているが、メイキング映像でも明らかに浮いているしキョドっている。まるで借りてきた猫のよう。挙げ句の果てに「スティーブ、ちょっといい?」って頼んで「どうやって歌えばディランっぽいか」をスティービー・ワンダーにレクチャーしてもらって自分のパートを録音した。ディランっぽく歌ったあとに自信なさげな表情を浮かべるディランがかわいい。あと、多分、出演者の中で一番テンションが低い。合唱パートでもカメラはかたくなにディランを映さない。よっぽどつまらなそうにしていたのか。自分から参加を希望していながら。かわいい。
エピソード3「孫の幼稚園に行って幼稚園児に怖がられる」
タイトルそのままのエピソード。これは割と最近。そりゃ、あんな悪魔みたいな声したじいさんが来たら怖いだろう。このニュース知った時は爆笑した。ディランかわいい。
(元記事)
まとめ:みんなもボブ・ディランを好きになろう!!以上!!
おまけ「ライブでディランにめちゃめちゃ遠慮するミック・ジャガー」
少し前にYouTubeで見つけた映像。偉大な先輩のディランにめちゃくちゃ気を使うミック。最初のマイクをセットするところとか、子分感すら漂う。ディランはこの時期太り気味。
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