飄々舎

京都で活動する創作集団・飄々舎のブログです。記事や作品を発表し、オススメの本、テレビ、舞台なども紹介していきます。メンバーはあかごひねひね、鯖ゼリー、玉木青、ひつじのあゆみ。

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気まぐれに映画を見ました①『タッカーとデイル~史上最悪にツイてないヤツら~』

こんにちは、あかごひねひねです。

先日、パイレーツ・オブ・カリビアンの新作(第5作目)を劇場で見まして、久しぶりに1~4も見直したいなと思いツタヤに行ったらすでに全部借りられてました。

みんな考えることは同じですね……。

目当ての作品は無かったものの、心は完全に映画を観る気分になってたので、いくつか別の映画を借りることにしました。

僕、映画を借りる時って、けっこう背伸びをして『英国王のスピーチ』とか『ニュー・シネマ・パラダイス』とか、なんか感動的でオシャレっぽいやつを借りたくなるんですけど、もともと借りる予定の映画が『パイレーツ・オブ・カリビアン』ですから、その代わりに借りる映画は「何でもいいからとにかく面白そうなやつ!」という基準で選びました。

で、いきなりなんですけど、僕、オシャレ映画ってなんか感想書くのも読むのも苦手なんですよ。なんか、感動した後にわざわざパソコン開いて「感動しました!」って書くのやりたくないし、人が書いたそれ読むのもなんか変な感じするし。あ、本当に映画好きの人が書いた感想は知らない映画の歴史とか監督の話とか知れて好きなんですけど、それは別として。

なんで、基本的にそういう映画って観てもあんまり感想とか書かなかったんですけど、今回はとにかく(頭悪いほうの意味で)面白いやつを!という基準で選んで借りたんで。例えば、みんな見たことありすぎて逆に恥ずかしいくらいの超メジャーなハリウッド映画とか、おバカなコメディとか。だからちょっと見た後に、どんな映画観たか紹介したりしようかな、と。そう思ってこんな記事を書くことにしました。

こう、見た後のテンション「ヒャッホウウウ!」って感じになると思うんで、そのままノリで紹介しちゃおうっていう。

と、いうわけで、一作目『タッカーとデイル~史上最悪にツイテないヤツら~』をご紹介。

(ひどいネタバレはしないつもりですけどネタバレの定義が人によって違うのでその辺は読む側の自己責任で。ネタバレ嫌いな人はこの先は読まずに今すぐツタヤで借りて見てください)

『タッカーとデイル~史上最悪にツイてないヤツら~』

この映画、実は大学時代にコメディ映画好きの後輩から勧められたことがあって、その時から気になってたんですよね。

DVDのケースなんかには「スプラッタ・コメディ」っていうよくわからんジャンル名が書いてあるんですけど、まさしくその通りの映画でした。スプラッタ・ホラーのパロディ映画です。

大学生がかつて大量殺人が行われた湖のほとりで楽しくキャンプしてると、不気味な男たちが現れて、次々と学生たちが殺されていく……って、『13日の金曜日』とかのお決まりパターンですけど、この映画では「学生目線」と「彼らの前に現れる不気味な男たち目線」の2つの視点で物語が進んで行きます。

実は不気味な男たち、タッカーとデイルは別に殺人鬼でもなんでもなくて、便所清掃しながらコツコツ貯めた金で別荘買って、そこで休暇を過ごしに来ただけのただの冴えない男たちなんです。でもいろいろ偶然が重なって学生たちが勝手に彼らを「殺人鬼だ!」って思い込んじゃうんですね。

で、「殺人鬼を倒せ!」って二人に襲い掛かった学生が勝手に転んで自分の持ってた槍に突き刺さって死んだり、逃げる途中でよそ見した学生が突き出てた枝に腹が突き刺さって死んだり、途中で学生がめっちゃ死ぬんですけど、全部偶然かただのドジなんです。タッカーとデイルは「うわぁぁぁ」って叫んでビックリしてるだけなんですけど、その横で勝手に学生が死んでいくんです。

でもそれが、これまた様々な行き違いで全てタッカーとデイルの二人が殺したと思われちゃって、残った学生が「かたきを討ってやる!」ってさらに面倒くさいことになるっていう、そんなドタバタコメディです。

スプラッタ・コメディなんで、血はめちゃくちゃ出ます。学生は勝手にどんどん死んでいくんで、もう死体だらけです。しかも、みんなガッツリ血だらけで死にますんで。なんかもうみんなバカみたいな死に方なんですけど、バカみたいにちゃんと映像は残酷で。なので、そういうの苦手な人は観ない方がいいかもです。僕も途中で「うわぁ……」ってなる瞬間、ちょっとありました。

あと、大学生側のカン違いっぷりがとにかく笑えるんですが、何の罪も無い大学生がカン違いで次々死んでいきますので、フィクションの中でも命の尊さに思いを馳せてしまうタイプの心優しい人も、観ない方がいいかもです。罪なき人がギャグでいっぱい死ぬ話です。

こんな映画ですけど、いちおう最後にストーリーのオチがついてハッピーエンド(この内容でハッピーエンドっていう表現が正しいのかはすごく疑問ですが)になります。その辺の細かいところは映画を観て確かめてください。

映画のちゃんとした(公式の)あらすじは下にアマゾンリンク貼っとくんで、そこから商品の説明に飛べば読めると思います。

と、いったところで紹介終わります。次の映画観たらまた紹介しますね~。

それでは、また。

 

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