帰ってきた読書放談(第二回:かばんの中の本と毒素)
かみしの(以下:か) はい、企画!「かばんの中の本」、を紹介して自分がどんな本にひかれるかを話すというのはどうでしょう
あかひね(以下:あ) おお、ありますよ~
か 僕も出そう
あ お互いにガッと出てくるのがいいですね(笑)聞いた話では人はかばんに何冊も本を入れないらしいですよ
(HUBの机の上に本が積みあがる)
か 同じくらいもってるね
あ かみしのさんが6冊、僕は7冊ですね
か じゃあ、リストだけいこうか
【あかひねの本】
【かみしのの本】
か なんか気になるのとか、語りたいのとか。『アキハバラ@DEEP』は?
あ 最近オタク系のことを振り返りながら復習してると、『電車男』の昔の映像とかみて涙しちゃうわけですよ。一番オタクが調子乗っていたころの作品。「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」とか聞いてると涙出てくるんですよね。まだ秋葉原の突っ込む事件の前なんで
か 輝いてたころね
あ まだパフォーマーとかがいっぱいいた時代の
か なんだかんだ古き良き時代というかさ、最近ポテトチップスのカバーが2chのAAで、やっちゃう気持ちもわからんでもないという気がした
あ 今はもう死んだ文化ですからね、今じゃねえだろ、とも思うけども
か 石田衣良をね、読んだことがないから。『4TEEN』とかめっちゃはやってはいたんだけど、『作家の本棚』っていう本棚の写真とエッセイが載ってる本があって石田衣良の部屋見てすごいむかついたんだよね(笑)おしゃれ系白でまとめて、洋楽とかのジャケット飾っちゃう、みたいな
石田衣良の部屋
あ よく作家で「時代と寝る作家」っていう言い方ありますけど、石田衣良見てるとたぶんそのタイプ。出してる本を見ても、時代に沿うんですよ、『池袋ウエストゲートパーク』とか。
か 時代と町と一緒に生きてる感じはあるね
あ 時代と寝る作家って普遍性がちょっと下がるんですよね。その時に引き合いに出されてたのがいとうせいこうの『ノーライフキング』で、あれは都伝説っていう形で情報が口コミで広がっていく不思議さみたいなのをたぶん本にしてるんですよね。確かにどこの学校でも同じ噂がされてるというのは気持ちが悪い
か 確かにね
あ 「人面犬いたらしいよ」とか。ネットが出てくると知っていることが予想の範囲内になったから、面白みないですけど
か 阿部和重とか、高橋源一郎とかも時代と寝る寄りな気がして、高橋源一郎は文学スポンジおじさんだと思ってるんだけど、その時代の文学的なものをどんどん吸収してそれをぎゅっと出すみたいな。高橋源一郎って文学を良く褒めてるんだけど、いいところを見つけていいところを吸収するっていう。排除じゃないんだよね思考が。魔法少女ものが流行る前、『まどマギ』の何年か前に魔法少女ものを書いてたり。
魔法少女まどか☆マギカ Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版)
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2013/12/25
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (39件) を見る
あ へえ
か 阿部和重も『クエーサー』みたいなアイドルものを出してて、人間とボカロとアンドロイドの3D(スリー・ディメンション)アイドルっていうのを書いてたり。アイドルものって例えば今朝井リョウが書いてたりするし、漫画でも地下アイドルの話をやってたりとか
あ これでも地下アイドル、というかネットアイドルというのが出てきますね
か アイドル文化ってやっぱディープだよね、最近刺されたけど
あ あれも結局アイドルなのか、みたいなところはありますけどね
か ああいう外部に設置された物語、成功ストーリーであれ、卒業っていうAKB的ストーリーであれ、物語に飢えてる人たちはああいうの見るとドキッときちゃうんだよね。あの事件もそういうところだと思うんだよね。勝手に物語を作り上げてしまって
あ 物語なあ、物語は意外とそこらに転がってますけどね。前も言ったかもしれないですけど、「怪人気質」と「探偵気質」とあって、僕は「怪人気質」の人間なんで、自分が最初の原動力となって物語とか都市伝説を起こしたい派なんですよ。怪文書とかを回したいタイプなんですよ。意味深な張り紙を貼るとしますよ、するとその情報から次の張り紙の位置がわかる、みたいなものをやることができるわけですよ。誰でも、いつでも。その選択肢が残されてる以上、人を殺して物語を作ろうという気持ちがあんまりわからない
か もちろん僕もわからないけど、でもそういうタイプじゃない人間の方がたぶん多いから。学生生活とか幼少期とかにひねくれた人とか、いじめとかで、自分を認められないというか自尊感情が得られないような人は
あ 自尊感情、大事ですね
か 承認欲求とかね。さっきのラーメン屋の話じゃないけど、自分が行ってアイドルを有名にするというところに求めてしまう、一緒に成長していくじゃないけど。特に地下アイドルは距離がものすごく近いし、半分大学生だし、でもステージに立ってるものと支えるものという立場があるからね
あ ちょっと前にコミックウォーカーで『ニョロ子の生放送』というのをやっててね、いわゆる萌え系の顔の女の子が生放送を毎晩やると、それを中心に据えた生主の漫画なんですよ。可愛い女の子がわちゃわちゃやってるときに「久しぶりだね」とかコメントが出て、「一年ぶりだね」とか。そんな毒気がないもんじゃねえだろ、と(笑)
か ニコ生もツイキャスもyoutuberも地下アイドルだからね、あれも
あ やばいですよ、あれ
か あっこは闇深い界隈だと思うわ
あ フォロワー200~300人くらいで自称・生主で内容が文芸、批評、政治、哲学でツイッター有名人にやたらと議論を吹っかけてるアカウントとかあるわけですよ。闇がすごい、と(笑)
か アルファに話しかけて、無視されて、無視されるのは自分がハイスペックすぎるからみたいな
あ そうそう(笑)「逃走乙」みたいな。かといって晒されたら「数の暴力だ」っていう。わかるんですけど、数の暴力をもってるってわかってるわけじゃないですか、もってるからいったところもあるわけじゃないですか、それを行使されて暴力だっていうのは、あまりに筋違いな気がするんですよね。「あいつ拳銃持ってるから素手で挑んだろ」っていって撃たれたら「撃たれた」っていうのはおかしいでしょ(笑)
か あるなあ。文芸とか文学ってのを自己紹介欄に書いちゃうのはね、これは持論なんだけど「本の虫」を自称する人は本の虫じゃない、「活字中毒」を自称する人は活字中毒じゃない、やっぱり自尊感情みたいなところはあるんだろうね
あ それをやってる自分に意味を見出すっていうところでちょっとずれますもんね。僕は広いジャンル、広い範囲で好きっていう人は本当はにわかというのはよくいいますね。「本が好き」じゃなくて、このジャンルのこの作家のこの作品が好き、っていうのをずばっと言ってる人は意外と他の部分もフォローしてる。
か まあ本の話に戻るけど、いいね、いいラインナップだよね
あ 今日はわりと好きな本が入ってますからね
か 『ロートレック荘』も面白かったなあ
あ 読んでないんだ、まだ。読もう読もうと思いながら……
か これなんだっけな、半分ロートレックの画集みたいになってて
あ 本当だ、入ってる
か あと『生物と無生物のあいだ』流行ったね、昔。高校生くらいのときに
あ ちょっと前にはやった新書読むと面白いですよ、『99.9%は仮説』『バカの壁』『さおだけ屋はなぜつぶれないのか』
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)
- 作者: 竹内薫
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/02/16
- メディア: 新書
- 購入: 13人 クリック: 354回
- この商品を含むブログ (444件) を見る
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 331回
- この商品を含むブログ (1044件) を見る
か あったねー、『京都ぎらい』とかもあるじゃん、最近。『生物と無生物のあいだ』面白かった。高校で生物の授業とかとってたら、特に目新しいことは書いてないんだけど、でもウイルスとか面白かったなあ。で、又吉大先生ね。又吉の自由律俳句いいよね
あ いいですね。この前の『カキフライがなければこなかった』は買って読んでて、こっちがなかったんですよ。今日見つけたから買おう、と思って
あ あとはもう『匣の中の失楽』
か 四大奇書ね。結局読んでないからなあ
あ 『ドグラ・マグラ』、ちゃかぽこで止まってますからね
か 言及される率高いけど読まれてない本ランキング、トップに近そうだね(笑)
あ 長い
か 短編めっちゃいいんだけどな、「死後の恋」とか最高
あ 『ドグラ・マグラ』読むよりも、読んだ横溝正史が窓を壊してしまったというエピソードの方が……
か 面白い(笑)
あ かみしのさんは、河出書房のやつ二つ……知らないなあ
か 『白骨の処女』は『新青年』の編集長で江戸川乱歩を世に出した人の小説で、長編なんだけどタイトルから面白さがただよっているなという。江戸川乱歩臭がするなあと。こっちの『恋と退屈』は銀杏Boyzのボーカルの峯田のブログにのっけてた物語だね。こういうバンドのアーティストが出してる本が好きで、大槻ケンヂもそうだし。『リンダリンダ』とか『グミチョコ』とか
あ 大槻ケンヂもサブカル野郎ですからね
か 大槻ケンヂはサブカルおじさん。あと最近バンドとかのボーカルが本だすの流行ってて、RADWIMPSの野田洋次郎『ラリルレ論』ってのとか、クリープハイプの尾崎世界観とか、大森靖子とか。はっぴいえんどの松本隆もなんか出してたし
あ あの人らはなんか、別格感ありますけどね
か 半分文壇みたいなところにいるよね、文化人
あ バンド関係は触れてこなかったので……、僕は完全に昭和のフォーク野郎なので
か まあ野坂昭如先生ね、あとね
あ 野坂昭如をダウンタウンが何発しばいて怒られないかっていう企画面白かったです
か 見たわ、だんだん機嫌が悪くなっていく野坂昭如(笑)
あ 笑いながら反撃するんですよね
か 文学ヤクザだから(笑)ちょっと前に読んだ『指の骨』っていう現代の作家が書いた戦争文学があって、面白かったんだけどちょっと個人的に疑問があって、戦争に行ってない人が書く戦争文学にどういう意味があるのかなあ、と
あ まあ、そうですよね
か 終わり方が生きてるか死んでるかわからないような状態で、戦争文学って生き残ってなきゃ書けないわけじゃん、大岡昇平とか。想像上の戦争文学にどれほど説得力がでるのかなって。震災を経験してない人が書く震災文学とか
あ 文学にする必要はないですよね、SFかあるいは時代小説
か 日本史の教科書とかを読めば、戦争の悲惨さとかって十分に伝わるはずだから
あ 教科書だと追体験ができないので物語にする意味はあると思うんですけど、今の作家がやる意味があるかというと微妙……
か 野坂昭如とかだと実際に経験してるわけで、『戦争童話集』も完全に物語で、体のおっきなクジラが日本軍の潜水艦に恋しちゃう話。報われない話で、そういう想像力の話ではあるんだけど、やっぱり説得力はあるんだよね。っていうのが疑問でこれは今読んでて、まあ『消された漫画』についてはムック本で買えよという話なんだけど、ちょっと気になっちゃって。で『ゴースト≠ノイズ(リダクション)』はなんか面白そうだったから
あ 最近こういうアニメ調の絵多いですよね
か ね、ただね、青春に飢えてるので僕。青春的な感じの学校とかカーテンがぴらっみたいな
あ ふわーみたいな
か こういう感じを出されると、買わざるを得なくなる(笑)
あ 青春ねえ、こういうのなかったからなあ
か 追い求めちゃうよね。最近ラノベででた『ただ、それだけでよかったんです』とかも学校もので、惹かれちゃうよねえ。っていうのとあと幽霊、怪奇ものが好きなので。まああとは短歌、一冊くらい、気軽に読めるし。
あ 怪奇、怖い話も触れてないなあ
か 怪奇大好き。この佐藤弓生の夫が『リテラリーインゴシック』とかゴシック系の編集とか著書をしてる人で、とてもいい
リテラリーゴシック・イン・ジャパン: 文学的ゴシック作品選 (ちくま文庫)
- 作者: 高原英理
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/01/08
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (7件) を見る
あ なんなんですか、ゴシック系って
か 色でいったら黒、作品でいったら乙一の『GOTH』とかもそうだし、泉鏡花がいたりとか、宮沢賢治がいたりとか、大槻ケンヂもいたりとか、三島由紀夫もいたりとか。読んでて、暴力、血、館、みたいな印象
あ なんかふわっとわかりました。ホラーに僕は触れてこなかったです
か ホラーいいよー。日本ホラー小説大賞の受賞作を読んでいこうってのを大学のときにやってて、年代を経るごとにだんだんだんだんしょぼくなってくる
あ オチみたいのはあるんですかね
か 例えば貴志雄介の『黒い家』とか『悪の教典』ならサイコパスなシリアルキラーがいて、そいつが迫ってくるみたいな
あ 自分で作るのは好きですけど、怖くて読めないタイプです
か 本屋にいったらどういう本にひかれるかっていう話で、僕は完全に青春と怪奇
あ 僕はやっぱりミステリー、ミステリーとSFですかね。コメディってジャンルがあまり確立してないのがつらいなあ
か そうだねえ、最近読んだホームズパロディはコメディだったけどね
あ なんですかそれは
か オルメスっていう探偵がいて、脚本形式で書かれてて、一つの事件が5、6ページで終わるんだけど。事件が起きるとオルメスがやってきて、一言証言を聞くと「わかった、全部わかった」っていってすぐに解決編に行くんだけど、結局全部犯人に語らす(笑)そういう形式もさることながら、話が落語なんだよね。つまり、論理的な言葉遊びみたいな
あ そういうのもね、各ジャンルでいけばあるんですよ。それこそ『六枚のとんかつ』とかもそうですし。筒井康隆の中でもギャグだろってのもあるし、『○笑小説』ってのもありましたし
か 東野圭吾のね
あ ミクロに見るとあるんですけど、大きいジャンルとしてないんですよね
か サブジャンルなんだよね、コメディミステリー、コメディSF
あ こんなにお笑いが発展している日本で笑いを主体とした話がないというのは残念な話で
か 喜怒哀楽はジャンルにしにくいんじゃない、「イヤミス」だし。
あ でもホラーはあるでしょ、怖いという。お笑いもあっていいと思うんですよね。映画とか映像作品にはあるんですよ
か そうだね、戯曲にもあるもんね
あ 小説にはないんです、難しいってのはあると思うんだけど……
か 森見登美彦とかコメディだと思うけどね
あ ああ、森見登美彦はコメディですね。万城目学もそうだと思う
か 町田康も近い気がする
あ あの辺の人たちに頑張ってほしいですね
か 『○○○○○○○○殺人事件』とかもコメディだったよ
あ 僕は最近あえて森見とか万城目に対立していこうかと考えていて、京大諦観学派をそろそろディスっていかなきゃいけないんじゃなかと(笑)
か なるほどね(笑)
あ 他の大学の学生がかわいそうですよ。ただの無気力な学生のはずなのに、四畳半の部屋に住んでるというだけで、何か価値があるような感じになるでしょ、あの人たちのせいで。京大生がやってるってだけでセンスがあるように見えるでしょ、あの人たちのせいで。
か なるね(笑)
あ 京大のここ最近の学祭のテーマとか知ってますか?糞ほど面白くないんですよ。2chとかニコニコの紋切り型の感じ
参考URL
か どんな?(笑)
あ 1960年とかかっこいいですよ「独占資本主義社会におけるマゾヒズムとサディズムの意識」、次が「仮眠の季節における僕たちのあいさつ」、これかっこいいな。これがですよ、最近はどうなってるかというと
か 2010年代とか見てみようか
あ 2012年「NFって、出席点ありますか?」2013年「京大を、取り戻す。大学の理想、形を物語るのは、学生であります。」2015年「ばっかお前・・・俺がついてるだろ!」
か ……ひどいなあ(笑)
あ ほんとにね、センスがごみになってると思いませんか
か なんかキャッチコピーみたいなね
あ 2000年代もね、2007年「満喫! モラトリアム」2006年「溢れる才能の無駄使い」(笑)
か なんか浪人、とか落とした単位、みたいなのをネタにしがちだよね。そういうのがツイッターとかでリツイートされてもてはやされがち
あ 70年とかは長いんですよ「歴史の試練に応えんとする我ら 失うまい 奔流の中で科学者の目を! いつわりの孤高に別れをつげ 人民の連帯の息吹をだきしめよう 君のその精悍の腕でがっしりと」
か NHKみたい(笑)
あ どっから変わっていくんだろう
か ネット文化じゃない?2000年代くらいの
あ 1995年「我輩は京大生である 理性はもうない」
か ちょっと怪しくなってきた
あ 1996年「知と痴の融合」1997年「狂うは一時の恥、狂わぬは一生の恥」このあたりからださい、というか凡庸になってきてますね
か 90年代後半からきてるね
あ このあたりから生徒側もあまりやる気なくなってきたんですかね。80年代もいいんですけど1984年「海を、荒れた海を見つめながら 彼女は呟いた 『わたしは誰?』」とか詩的でパンチがある、というわけで近年の京大生のセンスがいかに凡庸になってるかってのがわかるわけです。そこで森見登美彦みたいな才能のある人がでてくると、おまけでセンスがあるように見えてしまうという
か うん
あ 哲学者ぶって四畳半にこもってるやつらから自尊心を奪い取ろうという
か 森見のおかげで京大「なのに」四畳半やってる俺、みたいなのはでてきたよね
あ 京大生が踊ってみた、京大生だからみたいな。京大生なのにコスプレしててとがってるみたいな。芸大の文化祭いったらもっとすごいのいますよ。京大生がやってるという付加価値がなんかある。このバイアスをなんとかしたい……
か 不思議と東大はあんまりそんなのがないね。官僚養成的な真面目さがあるのかね
あ 面白いやつって、本当に重たいバックボーンとか、何かをまじで極めてたり、まじで積み上げてきたやつは面白いですけど、なんとなくだとこういう2chのコピペみたいなことになっちゃうんですよ
か 京大バイアスねえ
→次回、帰ってきた読書大喜利!パワーアップしました
前回収録分
前にとったやつ。よまいでかの企画説明もしてます。